全自動設備だから大きくていい…本当に良いですか?
改善経営
2021.08.24
地域活性化の為に魅力ある地方企業づくりのお手伝いをさせて頂く、
ディーズビジネスコンサルティングの佐藤です。(‘◇’)ゞ
【おはようございます】
なんか、風が涼しく感じました。
朝だけですが、吹く風が気持ち良く感じました。
雨は降っていませんが、曇り空。
いつの間にか、自宅の秋桜も咲き始めています。
まだまだ暑い日が、続きそうですけどね。
ちょっとだけ、秋を予感させる朝でした。
【世相】
山形県新規感染者数は32人。
酒田も7人出てます。
午後から酒田に外出するのですが、注意しないと。
やれることは、マスク、アルコール洗浄、密を避ける、長居しない…。
結局、これしかないんですけどね。
アルコール洗浄ジェルも車に設置してますから、たっぷり使って。
明後日にはワクチン二回目。
でも、二回接種しても、全然安心できない。
やることは変わらない…その意識は忘れずに居たいと思います。
ファンケルクラシック シニアツアー トーナメント 田村プロ劇的逆転優勝。
先週末に開催された同大会。
最終ホールでチップインイーグルを奪った秋葉選手と、バーディーで並んだ田村選手、阿原選手でプレーオフ。
プレーオフも劇的。
田村選手のチップインイーグルで決まり。
57歳の大人がパター投げ出して、飛び跳ねて喜んでました。
田村プロは異色のプロ。
ずっとアマチュア最高峰に君臨したサラリーマンアマ。
その時から、プロから、いつプロになるんだ?と言われていた方です。
49歳でプロテストを受けて合格…直ぐにシニアツアーに参戦し、既に4勝目ですかね。
最近、勝てていなかったので、あれだけ飛び跳ねたのかも?
大人の爆発した喜びを見るのも良いものです、おめでとうございました。
【お題】
「全自動設備だから大きくていい…本当に良いですか?」について一言(‘ω’)ノ
皆さん、自動化のメリットは理解されてますよね。
人件費が軽くなる。
あとは繰り返し精度が上がるので、品質にもプラス。
初期投資の回収が終われば、維持費のみ。
結果、原価が下がり、競争力がつく。
最近、自動化を請け負うメーカーも増えている気がします。
人口低下に伴う、労働人口減少にも自動化は有効。
採用がしにくい環境であっても、生産性を上げていくのは会社として必要な事です。
先を見た投資ですね。
でも、自動化する上で、合わせて考えなければいけないことがあります。
それは大きさ。
「全自動だから大きくても良い」…これはダメです。
なぜ?
設備に合わせて建物を作れば、その投資も回収対象になります。
全自動化に合わせて、工場を新設するにしても同じ。
機能は損なわず、できるだけ小さくする=省スペースを意識しなければなりません。
そうしないと、設備と建屋がセット投資という、リスク拡大につながります。
また、全自動とは言え、人手がゼロにはなりません。
材料の投入だったり、点検、メンテナンス等の人手は掛かる。
設備が大きければ移動距離が長くなり、管理する人の無駄にもなります。
それを無視すると地雷、足かせになってしまいます。
どれだけ小さくするか?
答えは出来る限り最小に。
現実的には、今あるスペースに収まることをイメージしましょう。
自社開発が理想ですが、メーカーからの購入の場合も、条件を付けましょう。
このスペースに収まる様に!…と。
全自動化すればメリットが大きく利益につながる、確かに間違ってませんが、それだけでは真の利益につながりません。
大きさを無視することは、建屋のリスクも生じる。
大きさを無視することは、管理する人の無駄も生じる。
他にも見過ごされがちなデメリットがあるのです。
自動化すれば、全てが上手くいく。
これは完全な誤りです。
儲かる自動化に対する考え方を、整理せずに取り組む自動化は、失敗しやすい。
「自社開発できない場合、どうやってメーカーと具体的に交渉すれば…?」
そういう場合は、メーカーに相談する前に、私に声を掛けて下さい。
設備の省スペース化…無視すると…。
【ご当地探訪】