〇〇だから、できない…そんな社員への対応は?
人財育成
2021.09.17
地域活性化の為に魅力ある地方企業づくりのお手伝いをさせて頂く、
ディーズビジネスコンサルティングの佐藤です。(‘◇’)ゞ
【おはようございます】
日の出前に撮影。
所々青空も見えますが、ちょっと☁の多い朝。
風も少しあります。
台風14号は、今日の午後から九州へ上陸。
既に短時間豪雨災害が出ている地域もあるようです。
上陸後、山陰・四国を抜けて北上。
明日いっぱいまで各地、荒れたお天気続きそうです。
取り合えず、物干し竿は外しておきます。
庄内町の防災無線でも、飛びそうなものは片付けてと指示ありました。
皆さんも、荒れる前にやるべきこと、終わらせましょう。
【世相】
山形県新規感染者数は7人。
小康状態ですが、まだまだ気は抜けません。
東京都の高校で、大規模クラスター出ましたね。
85人感染だそうです。
感染者3人出てから、2日間だけ休校して通常に戻した。
その後、次々と感染者が生徒、教職員に出始めて騒いだと…。
最初の感染者が出た時に、保健所は濃厚接触者は居ない…との判断で、PCRはやらなかったそうです。
クラスターになって初めて実施…後手後手、遅いです。
濃厚接触者「マスク無で15分以上、2m以内での対話」基準で、濃厚接触者無の判断をしたと。
デルタ株はマスクしてても感染と、政府分科会からも発信されているのに、濃厚接触者基準が初期のまま。
こういうところが、抜け落ちているところに危機管理の脆弱さが、見えてしまいます。
根本原因はPCRのキャパシティや保健所のキャパシティが足らない…にあるのかも知れませんが?
クラスターになってからは、やるんですから…結果的に。
クラスターは特に、安易な判断が引き金になるという教訓ですね。
愛知のフェスも同様ですが…。
大リーグホームラン王争い…大谷抜かれる。
ゲレーロに45本打たれて抜かれましたが、昨日はペレスも45号。
二人に抜かれてしまいました。
しかも、明日の当番予定は「右ひじの張りで回避」…疲れ溜まってきたかな?
無事にシーズン終えられますように。
欧州チャンピオンズリーグでパリサンジェルマン引き分け。
メッシが新たに加入した同チーム。
初めてメッシ、ネイマール、エムバベの前3人で先発布陣。
結果、機能しなかったとのこと…。
一人一人は、超一流なんですけど…難しいですね、戦術って。
連携慣れたら、ちょっと変わるのかな?
ロナウドが移籍したマンチェスターUも負けたし、一流選手でも移籍した直後は難しいのかも?
【お題】
「〇〇だから、できない…そんな社員への対応は?」について一言(‘ω’)ノ
皆さん、部下に指導する時に出てくる常套句ありませんか?
それ、「〇〇だからできない」というもの。
例えば…
自分の仕事が目標を達成できていないことを問われた時に、出てくる常套句。
言葉の意味をストレートに言えば、結果が出ないのは自分の責任ではないという表現です。
日常的にあり得ること。
その時、皆さんはどう対処されていますか?
有りがちなのは...地雷ワード。
相手は、基本、自責のスタンスで受け止められる心理状況にありません。
そこに地雷ワードを投げかけれは…。
文句、愚痴のオンパレードになるでしょう。
最終的には、自己否定を回避する自衛行動に終始しますから、前に進めません。
前に進まないということは、会社として結果が得られない事。
これは会社にとってマイナス。
おススメの質疑応答は…
こんなステップで会話を進めることです。
できない理由を挙げるだけ上げて、それに対しての潰し込みをしていく。
聞かれた方は、途中で気づくはずです。
「なんか…できない理由を並べて、前に進ませていないな…俺、私」と。
できない理由を否定すれば、自己防衛の気持ちが勝る。
だったら、一旦容認してから、それを解決する方法を考えようと。
現実を整理できれば、今の自分のスタンスに気づいてもらえると思います。
昔、こんなことがありました。
品質管理のトップをしていた時の部下との会話です。
「不良、思ったより改善できていないな」
「クレーム対応が忙しくて、手が回りません、人手も足りてないんです」
「そうか…他には?」
「材料のバラツキもありますから」
「うん、あるだろうね、他には?」
「えっ…作業者もルール無視するケースもあるし…」
「他には?」
「検査員の見逃しも…、それに基本設計の課題も…」
「わかった…直ぐにはできないがクレームを1/10にしよう、人手は何人いる?、材料はどうなれば良い?、作業者が守る管理方法を考えよう、検査は人のバラツキ無くさないとダメだね」
「えっ、あっはい…」
「大きいことは私が動く、今、君ができることはやってくれるかな?」
「はい…やります」
その後、実現へのPlanを練り、経営に掛け合って実行してきました。
最終的には2年で半分、5年で1/10、6年で1/15までクレームを減らしました。
1/10になった時に、その時の部下に言いました。
「下がっただろ?」
「下がりましたね」
「私が動いたから全て結果が出ただけじゃない…君たちがその時々に何をすべきか考えて行動してくれたからだよ」
「そうなんですかね?」
「やれない理由並べるより、やれること考えた方が楽だろ?…管理者になった今なら身に染みてわかるんじゃないか?」
「えへへへ...」
結果がでないことを指摘された場合、人は自己防衛として「できない理由」を探すものです。
自己否定を回避したい。
結果が出ないことへの焦りもある。
出口が見えないことに対する不安が、思考を整理する状況を阻害するものです。
なぜ、言い切れるか?
私も若い時は同じだったから。
良くできない理由を、さも当然とばかりに並べて、上司を困らせていました。
後から考えて見ると、その時に欲しかった言葉は、自己否定でも安易な指示でもなかったのです。
それを時が経ってから実践しただけの事。
自己否定…組織人は最も恐れる言葉ではないでしょうか?
【ご当地探訪】