どんな製品が急増しても、対応できる…サブラインと設備汎用性を、事前に検討しておく
BCP改善経営
2021.11.25
地域活性化の為に魅力ある地方企業づくりのお手伝いをさせて頂く、
ディーズビジネスコンサルティングの佐藤です。(‘◇’)ゞ
旅ガチャ…って、知ってますか?
ピーチ航空の企画で、5,000円を入れて回すガチャ。
入っているのは、旅行クーポンで5,000円~10,000円。
ポイントは…「行先は運任せ」というところ。
「沖縄か石垣島が希望」…という人が、回したら「女満別」。
真逆を引いていましたが、喜んで盛り上がっていました。
この企画、第一弾1,800個で開始。
あっという間に完売。
今、第二弾を検討しているそうです。
行先を決めて旅行を計画する…旅行の基本。
この企画は、その基本をぶっ壊すところに、付加価値があったのでしょう。
何が出るかわからない旅行。
そこに、高揚感を求めるユーザー。
面白い企画ですね。
何が出るかわからない。
これ、受注でもあり得る話しです。
年間の売り上げ計画を作る。
何を、何個、金額は、設備は、人員は…等々を、市場を予測して作り込みます。
でも、あくまでも予測。
その通りになるとは限りません。
読みが外れた、生産体制が揃わない、キャンセルするしかない…これでは、仕事を逃すことに。
経営は「運任せ」では、リスクが大きい。
市場は生き物。
予測があたることに、越したことはありません。
しかし、あくまでも予測。
外れても対応できる準備は、必要だと思いませんか?
「そんなのどうやって…」
「実際に、その環境にならないと…」
事前シュミレーションを構築することを、おススメします。
・製品をグループ化する
・サブライン案を作る
サブライン→類似製品のラインを、流用して作る。
これ、恐らくですが、「その時になった…」の場合、必ずやる事です。
そして、その時から考え、スタートするので、準備期間が必要となり、遅延が生じます。
事前にシュミレーションしておけば、即実行に移せます。
それと、シュミレーションすることで、どんな設備にしておけば、サブラインにしやすいか?が、イメージできます。
つまり、設備の汎用性を、意識するはずです。
新規に設備を作る際に、汎用性を意識して設計するか、否かでは、設計思想が大きく変わります。
もう一つ、重要なのは人。
人の多能工を、意識しなければなりません。
設備が準備できても、動かす人が居なければ、対応できないのですから。
これも、事前にシュミレーションしておくことで、スキル習得スケジュール立案~実行が、できます。
計画通りに進んだとしても、この事前シュミレーションは、変化への追従を容易にする為の、良い訓練になります。
同時に設備の汎用性や、人の多能工も、意識できる訳ですから。
そして、無駄になるかもしれませんが、サブラインで必要なパーツ、各標準書類も、準備しておく。
ここまで準備することで、いざという時の対応は、段違いになります。
所謂、受注変動要素に対する、BCP的な取り組みと言えますね。
サブラインを使わずに、シフトの変更で対応するシュミレーションも、考えるべきです。
その場合は、変更の為に必要な社員、組合との同意を、事前に協議しておくことができます。
私自身も、受注変動だけでなく、国内の震災、海外での天災、急な設備の故障等、様々な経験をしてきました。
この事前シュミレーション活動をしていれば、もっとスムーズに対応できたと、回顧しています。
こんな課題を解決したい…、ぜひ、ご相談下さい。
儲かる仕組みづくりの、お手伝いをさせて頂きます。
See you tomorrow ♬
ディーズビジネスコンサルティング 佐藤
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