見切り…一時代を築いた製品であっても、決断を先延ばしにしては、足枷となる。

 

 

地域活性化の為に魅力ある地方企業づくりのお手伝いをさせて頂く、

ディーズビジネスコンサルティングの佐藤です。(‘◇’)ゞ

 

ホンダF1の歴史に幕を下ろす。

 

 

2021年度をもって、F1撤退を宣言したホンダ

最終戦での劇的勝利という華を添え、終幕となりました。

初参戦から度々、フル参戦、エンジン供給のみ等の変遷をしてきましたが、今回は完全撤退の様です。

自動車メーカーにとって、F1参戦は新技術開発のステージ。

そこから得られた技術を、市販車に投入する。

それと同時に技術者の成長を、促すものとなっていたはずです。

しかし、近年はF1も下火

更には市販市場のEV化の促進

内燃機関を競い合うF1の技術が、市販車に展開される機会は減ることが、目に見えています。

今回の撤退が、企業価値を高める為の「経営判断」、ということになるのでしょう。

F1の様な大きなケースでなくとも、どこの会社でも起こりうること。

ターニングポイント…です。

 

 

かつて主力製品だった。

一時代を築いた。

この製品があったから、今の会社がある。

しかし、今は…、そしてこれからも…。

愛着もあり、長年築き上げてきたもの(人・知識、ノウハウ、取引先)もあり、中々決断ができない。

 

私も、全く同じ経験をしたことがあります。

入社してから25年間携わった製品。

当時、その製品のトップとして、復活を目論見、社内改善や顧客訪問を繰り返していました。

どこか、意地になっていた部分もあります。

結果として、短期的には利益を上げることができても、市場の縮小の流れには逆らえませんでした。

市場が縮小すると、製造メーカーも苦しいのですが、材料メーカーも苦しくなる、そしてその先の原材料メーカーも。

負のスパイラル。

見切り...決断すべき時だったのです。

そこで判断しないと、他の製品にも影響が出る。

共倒れは、避けなければいけません。

 

 

有限である社内の人、物、金を、どう回すか?

判断が遅くなればなるほど、そのリスクは高くなります。

 

 

判断すべきは、市場の動向が明確になった時。

そして、新規市場の見込みが無くなった時。

そして、利益が出ているうちに。

 

 

終活するにも、お金は掛かりますから。

利益の出ているうちに、判断する。

そして、人、物、金を、次の製品へ投下していく。

 

 

不採算になってからでは、手遅れ。

 

 

決断できるのは経営

愛着があればあるほど、判断が鈍りますが、「全体最適、永続的に利益を追求する集団」として、判断する。

ただし、後悔のないように、最後まで改善に取り組み、しっかりと利益を上げてから、終幕できるようにしたいものです。

 

 

こんな課題を解決したい…、ぜひ、ご相談下さい。

儲かる仕組みづくりの、お手伝いをさせて頂きます。

 

See you tomorrow ♬

 

        

ディーズビジネスコンサルティング 佐藤

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