ばらつき…管理できているばらつきですか?

 

 

地域活性化の為に魅力ある地方企業づくりのお手伝いをさせて頂く、

ディーズビジネスコンサルティングの佐藤です。(‘◇’)ゞ

 

「品質が安定しない…突発的に、ばらつきが出る」

 

 

究極の品質は、「ばらつきゼロ」ですよね。

全て同じように良品が出来上がる。

そうすれば、検査も不要です。

リードタイムも短く、人件費も削減できます。

つまり、儲かる

 

 

しかし、現実はそんなに甘くない。

ばらつきがあるのが、普通です。

ただ、このばらつき、管理されているばらつきか、否かで、やることは変わってきます。

 

 

管理されているばらつき。

統計的管理で用いる、Xbar-R管理図を例にすれば、下限’LCL)~中心(CL)~上限(UCL)の間で、上下している状態。

使用する材料(規格)、生産設備(稼働条件)、作業方法、人の4Mが、認められる範囲で、ばらつく。

その組み合わせで、出来栄えのばらつきが発生している状態です。

4Mの条件が明確で、遵守しているということ。

このばらつき=管理幅を狭くするには、4M条件を狭める必要があります。

例えば、使用する材料の規格公差を狭めるとか…。

一方で管理されていないばらつき。

Xbar-R管理図の管理幅を越えるものや、連、傾向、周期性、3点中2点が限界値付近、連続する5点中4点が…等の管理図の異常の定義

通常管理以外の要因が起きていることを示すもの。

冒頭に取り上げた「突発的に…」という表現は、通常管理以外の要因が起きたということでしょう。

 

 

品質改善する上で、この突発的に発生する不良は、チャンスです。

 

 

通常時との違いを探すことが、原因へ辿り着く方法です。

でも、これを時間経過してから調べようと思うと、かなり難しくなります。

調査対象の範囲が広がる。

更には、目の前にないものは、想像することになるのですから。

 

 

突発的に出た不良は、問題解決のチャンス、ただし、直ぐに気付いて行動すればという条件付きです。

ということは、以下に早く異常に気付けるかが鍵。

その為には、工程内の最終判定を待たずに、途中工程での判断が有効です。

工程間の抜き取りを実施しているなら、統計的管理手法を活用するのが良いでしょう。

管理できているばらつきを作れれば、早く突発的な異常に気付けますから。

 

 

こんな課題を解決したい…、ぜひ、ご相談下さい。

儲かる仕組みづくりの、お手伝いをさせて頂きます。

 

See you tomorrow ♬

 

        

ディーズビジネスコンサルティング 佐藤

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