作業者による調整ミス…便利な言葉ですが、本当に原因ですか?
品質
2022.10.11
地域活性化の為に魅力ある地方企業づくりのお手伝いをさせて頂く、
ディーズビジネスコンサルティングの佐藤です。(‘◇’)ゞ
作業者の調整ミスが原因です。
クレーム報告書で、良くある原因ではないでしょうか?
そして、対策は作業者への注意、指導。
これで再発防止できるでしょうか?
恐らく今後も同様のミスは起きるでしょう。
作業者の調整ミスの先にあるものを明確にし、対策を講じなければなりません。
作業者の調整ミス。
便利な言葉で、原因っぽく聞こえます。
確かに、直接手を加えたのは作業者。
では、なぜ調整が必要だったのでしょうか?
そして、調整を実施した時のルールは、どうなっているのでしょうか?
現行のルールを整理してみましょう。
・どんな事態になった時に、調整を実施するのか?
・調整を実施している時は、量産停止かランニングか?
・調整した後の判定基準は明確か?
・調整したエビデンスは残るのか?
・調整についての報告は?
もし、それぞれに対応する回答ができなければ…。
作業者の調整ミスではなく、「作業者に権限を委譲し、問題に気付けない体制だった」が、真の原因と言えませんか?
これを原因にした場合に、やるべき対策は何でしょう?
作業者への注意、指導では無いですよね?
トラブルが起きる、そして再発防止に向けて対策を講じる。
品質改善活動の基本。
その時に原因追求を怠ると、再発防止には至りません。
どうやって辿り着くか?
その為にあるのが品質ツール、なぜなぜ分析だったり、特性要因図だったり。
過去の報告書にありませんか?
「作業者の調整ミス~注意、指導」というワードが?
こんな課題を解決したい…、ぜひ、ご相談下さい。
儲かる仕組みづくりの、お手伝いをさせて頂きます。
See you tomorrow ♬
ディーズビジネスコンサルティング 佐藤
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