人為ミス…注意指導の繰り返しは無駄では?
品質
2023.02.15
地域活性化の為に魅力ある地方企業づくりのお手伝いをさせて頂く、
ディーズビジネスコンサルティングの佐藤です。(‘◇’)ゞ
「今回の不具合の原因は人為ミス…注意指導及びダブルチェック、定期監視を追加します」
この様なレポート見てますか?
問題の原因を人為ミスに限定し、注意指導、ダブルチェック、定期監視の対策…間違いなく再発します。
再発の頻度は下がるでしょうが…。
それに、生産性は確実に低下しますよね。
なぜ、人がミスをするのか?の深堀をしなければ、真の原因に辿り着けません。
例えば…
品番を読み間違えて、違う材料を使い、ロットアウトになった
これを…「担当者が品番を読み間違えた→人為ミス」を最終的な原因にすると、お決まりのステップへ。
・担当者へ注意指導
・ダブルチェックとして第三者が確認する
・対策が機能しているかを定期的に監視する(工程表の確認~押印」
やるべきことは?
なぜなぜ分析!
なぜ、品番を読み違えたのかを第一項目として、なぜを5回繰り返してみましょう。
例えば…
色々なケースが考えられますよね…第二ステップのなぜを考えてみると…
・似たような品番が複数ある
・材料置き場が表示、仕切りが無く混在している
・品番を見る場所の照度が暗い
・類似品番であっても、ラベルの色は同色
・…etc
間違いにつながるものが、必ずあるはずです。
考えられるもの、疑問に思うことをピックアップしていきましょう。
人為ミスで片付けてしまうと、再発のリスクも残るし、生産性も落ちるものです。
再発したら、更にチェックを増やすでは、生産性が落ちて当然です。
起きた事実を整理する。
人為ミスが起きる条件、環境に気付き、手を打つことが真の対策です。
その為のなぜなぜ分析…。
なぜなぜ分析を使いこなせると、品質問題以外の課題にも利用できますよ。
こんな課題を解決したい…、ぜひ、ご相談下さい。
儲かる仕組みづくりの、お手伝いをさせて頂きます。
See you tomorrow ♬
ディーズビジネスコンサルティング 佐藤
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