品質目標を決めたら設計時点で作り込む
品質
2020.10.21
地域活性化の為に魅力ある地方企業づくりのお手伝いをさせて頂く
ディーズビジネスコンサルティングの佐藤です(~ ~)/
初冠雪は消えましたね
鳥海山に先週降った初冠雪はもう見えません
まだまだ紅葉の季節を楽しめそうです
高さからして60%くらいは色づいてきているようです
🐻🐻🐻で登るのは大変ですから、車で行ける範囲で
皆さんも紅葉を愛でてみませんか?
自然を感じるのも人生には必要なことと思います(*^▽^*)
さて、今日のお題
「品質目標を決めたら設計時点で作り込む」について一言(‘ω’)ノ
製品の開発をする時に色々な目標を決めますよね
品質、コスト、企画数、製造原価、粗利…etc
今日はこの中で品質について取り上げて見ます
例えば開発時に工程内歩留まり98%、
市場クレーム0件という目標を立てたとしましょう
この目標が定まった時点でやるべきことは
設計の妥当性(フィージビリティ)を徹底して検証すること
製品の公差を決める…なぜ、その公差なのか?
一般的に良くある失敗のケース(あるある)
開発者「お客さんが求めている公差なので…」
これはお客さんのいう事だから仕方ないとしましょう
では、その公差を達成する為には何が必要か?
「材料公差はどうなっていますか?」
開発者「材料は標準品なので公差は一般公差…
作りで何とかでせきませんかね」
会議参加者( 一一)( 一一)( 一一)
こうなると大体失敗しますね…
材料のバラツキ、作りのバラツキを精査した上で製品公差があるを
無視してしまうとできることは良品選別に頼ること
こうなるとコスト、製造原価、粗利、全てにおいて頓挫するでしょうし、
選別工程がある=不良がある以上、クレームのリスクも否定できません
やはりどんな製品、建造物、加工品、衣料品、食料品、サービス..etcでも
製品設計を丁寧にこなさいとリスクが残ります
品質は工程で作られるものですが、実際は開発段階で8割方決まるものです
だから品質の国際規格(ISO / IATF…etc)でも製品設計の
妥当性(フィージビリティ)は対象項目にしていますよね
皆さんの会社で現状生産、加工、提供しているもので
品質、特に慢性的に継続している問題、不良があれば
一度図面検証をしてみませんか?
工程を見直すよりもやらなければならないこと、
見えてくるかもしれません
生まれを大切にすれば品質目標に近づける(@^^)/~~~
※今日のご当地探訪は「日本海に沈む夕日」です
撮影場所は鶴岡の油戸地区と由良地区の中間点くらいですかね
岩場、波、夕日…そして波に描かれる夕日の線…
波も穏やかでオレンジ色が美しいサンセット…左手には粟島も見えますね
ちょっと肌寒い季節なので温かい珈琲なんか飲みながら眺めるのが
おススメです…( ^^) _U~~