ものづくり…原価で海外に勝つ為の考え方
経営
2021.03.30
地域活性化の為に魅力ある地方企業づくりのお手伝いをさせて頂く、
ディーズビジネスコンサルティングの佐藤です。(‘◇’)ゞ
【おはようございます】
朝焼け、今日は見えてます。
昨日は暖かい1日…薄手のカットソーで十分。
日中は窓を開けて仕事してました。
東京は23.4℃、場所によっては25℃を越えた地域も。
横浜では既に子供が海に入ってましたね。
…3月なんですよね、まだ。
気にしていた黄砂…やっぱり来ましたね。
今日も来るみたいです。
まだ洗車しても無駄ですね。
ゴビ砂漠から飛んでくる砂…壮大ですね。
【世相】
昨日の山形感染者数は23人。
ついに我が庄内町でも2人の感染者。
庄内町では夕方に防災無線を使って放送するのですが、
言っていることは同じです。
マスクに手洗い、感染危険地域への不要不急の外出自粛。
これしかないですから…実際。
ワクチン以外解決策が無いのは、みんな知ってますから。
大阪も沖縄も東京もリバウンド。
大阪では蔓延防止特措法の出動を要請検討。
繰り返すだけですよね、アクセル⇔ブレーキ。
昨日、U24以下の日本vsアルゼンチン。
3:0の完勝でしたね。
所詮は0:1で負けましたが、昨日はゴールラッシュ。
現在、オリンピックでの金メダル候補である
アルゼンチンから勝てたのは自信になったのでは?
1点目は最終ラインからのロングパス一閃。
2点目、3点目は左コーナーキックからのヘディング。
点数取れたのも良いですが、失点無かったのが大きい。
自国開催のオリンピック…何かが起こるか…?
開催できればの話しですが…。
【お題】
「ものづくり…原価で海外に勝つ為の考え方」について一言(‘ω’)ノ
これは産業技術短期大学校庄内校で実施した講義資料の一部。
なぜ、「海外でものづくりが行われるのか」の理由の一つである人件費。
これをグラフ化したものです。
2019年度のデータですが、韓国を除けば1/4以下レベルです。
フィリピン、インドネシアに至っては1/10レベル。
これじゃ勝てない…では、日本のものづくりは終わってしまいます。
かと言って、日本の給料を下げるなんてことは出来ません。
それこそ、日本の終わりですから。
給与レベルを維持しつつ、競う為に必要な考えを持つ必要があります。
それが「一人当たり生産性」です。
海外が5万円/人で40人…人件費は200万円、月産25万個。
国内が20万円/人で20人…人件費400万円、月産20万個。
同じ品物を作っているとしたら、一人当たり生産数。
海外 6,250p/人
国内 10,000p/人
人件費を合わせたら国内は10人で200万円。
1人当たり生産数は20,000p/人。
1人当たり生産数を倍にしたら人件費の差は消せます。
これが海外に勝つ上でのMUSTの指標。
その為には今の作り方では対応できない。
どうすればできるか…それが改善です。
より具体的な数字を割り出し、そこに至る工程を作り上げる。
でも、単に人件費面を合わせても受注が来るか?は疑問。
そこには付加価値が必要となります。
その付加価値をどう描くかも経営の戦略。
品質であったり、デリバリーであったり、
確定受注のタイミングだったり、性能だったり、コストだったり…。
付加価値の肉付けをして戦う必要があります。
その付加価値のヒントはお客様にあります。
お客様が喜ぶこと、うれしいことが付加価値。
悩んだら直接聞くのも戦略です。
これはあくまでも同じもの、同等の性能を有するものを作る上での戦い方。
本来は唯一無二、競う必要のない製品を作り続けるのが理想。
そこでしか買えないもの…競争社会でこれは非常に難しい。
だから、現状を肯定、固定せずに改善を継続しなければならないのです。
いずれにせよ、一人当たり生産性が上がるのはプラスでしかありません。
1人当たり生産性、今どのレベルですか?
【ご当地探訪】
※今日振り返るのは「酒田市 日和山公園」です。
桜のシーズン。
今日のニュースで開花宣言、新潟まで来ました。
順番から言えば次は山形ですよね。
ロックダウンが段階的解除されたイギリス ロンドンでも、
奈良から贈られた桜が満開で、花見を楽しんでいました。
桜の花見って万国共通、和むんでしょうね。
できればコロナが早期鎮静化し、
人込みを避けて花を愛でる日がきますように…。