設備改善のスタートは?…停止ロス率から始めましょう
改善
2021.06.15
地域活性化の為に魅力ある地方企業づくりのお手伝いをさせて頂く、
ディーズビジネスコンサルティングの佐藤です。(‘◇’)ゞ
【おはようございます】
薄曇りの朝。
5:10まだ暗く感じます。
鳥海山も見えません。
ちょっと湿度も高い感じ、その分、今時点でも暑さは感じません。
今日はエアコンなし、窓を開けて仕事始められます。
網戸はしっかり閉めましょう。
昨日、今年初めてやられました...蚊です。
けっこう広範囲に腫れ...縞々のやつですかね?
直ぐに毒虫用ジェル塗りました。
虫刺され薬、常備の季節でもありますね。
【世相】
山形県新規感染者数は2人。
低水準での推移続いています。
高齢者へのワクチン接種、地方の方が進んでますね。
うちの母親も二回目6/19で完了。
県内の親戚はまだ一回目も済んでないとのこと。
市より町村の方が早いのは、人口の差ですね。
気になるニュース。
イギリスが都市封鎖解除を延期するそうです。
原因はインド型の拡充らしいです。
イギリス型の1.5倍の感染力ですから。
私が気になるのは、日本がイギリスの後を追従する形で感染している点。
ウィルスの置き換わり、やはり起きると考えた方がいいようですね。
県内感染者が少ない状況ではありますが、やはり注意意識は高く持ちましょう。
日々熱戦が繰り広げられているユーロカップ。
昨日、今日早朝の結果は…
オーストリアvs北マケドニア 3:0
オランダvsウクライナ 3:2
スコットランドvsチェコ 0:2
ポーランドvsスロバキア 1:2
スペインvsスウェーデン 0:0
…まだわかりませんね、どこが優勝か?
明日はフランスvsドイツ…死のF組でぶつかります。
【お題】
「設備改善のスタートは?…停止ロス率から始めましょう」について一言(‘ω’)ノ
生産に設備を使用している場合、稼働率が良ければ良いほど生産性は上がります。
よって、設備生産での設備改善は取り組みたい内容です。
では、どこに着目して取り組むべきか?
停止ロスから始めましょう。
稼働時間内でどれだけ設備が停止しているのかを停止ロスとして表します。
例えば…日々フル生産している設備として
稼働時間 8h / 480min / 28,800sec
設備タクト 5sec/サイクル
の条件としましょう。
稼働100%なら一日の生産数は…
・28,800sec÷5sec 5,760p
となります。
一日の平均生産数が5,000pなら停止ロスは…
・5,000p÷5,760 稼働率86.8% 停止ロス率 13.2% 停止時間 3,801sec(63.4min)
となります。
一日のうち、一時間は設備が止まっているということです。
この停止ロスを下げれば、当然生産数は向上~生産効率が向上します。
仮に30%改善しただけで日当たり228p生産数が増えます。
停止ロスを明確にしたら、次はその原因調査。
一週間~一ヶ月の間、止まった原因を記録していきましょう。
記録する場合、2パターンに分けて記録する方が良いと思います。
・定常停止(点検、メンテナンス、抜き取り結果待ち…等、予め組み込まれている停止時間)
・非定常停止(何かのイレギュラーで止まった停止時間)
定常、非定常どちらも改善対象です。
目標を決めたらどこに手を加えるかを記録から導き出します。
そんなめんどくさいことしないで、タクトアップすれば?
確かにそれでも生産性は向上します。
でも、タクトを早くしても停止ロスが増えたら?
投資が無駄になりますよね…まずは停止ロス、その方が効果的です。
何年も継続して稼働している設備での日当たり生産数が変化しない…これは異常です。
動かしている社員の給与が上がっていれば利益率はマイナス方向に。
停止ロスに着目~改善していないと、次に投資する設備開発にも活かせない。
設備生産→設備が利益の根源だと思いませんか?
設備が止まる、その原因を放置すると先に進めません。
停止ロス率…どうなっていますか?
【ご当地探訪】