改善のネタ…日々の出来高、何でバラツクの?
改善
2021.07.16
地域活性化の為に魅力ある地方企業づくりのお手伝いをさせて頂く、
ディーズビジネスコンサルティングの佐藤です。(‘◇’)ゞ
【おはようごさざいます】
日の出前に起床。
用事がある訳ではありません。
全英オープンの結果が気になり、4:25で目が覚めました。
この時間、太陽は見えてませんが間違いなく晴れるでしょう。
そして気温も…。
関東、甲信越は梅雨明けが今日にでも…ということでした。
大雨災害から一転、各地一斉に梅雨明けしそうです。
【世相】
山形県新規感染者数は3人。
極端に増えている訳ではありませんが、まだ継続しています。
一方で完全に第五波の勢いなのが東京含む大都市圏。
東京は1,308人、周辺の件も200人を超えています。
緊急事態での人流削減も出来ない状況…確実に2,000人越えに近づいているのではないでしょうか?
オリンピックでは大会関係者のガイドブック違反も散見。
マイナス要素に事欠かない状況。
挙句にワクチンも足りないかも…。
煽られて対応した地方自治体の皆さんの努力を、無駄にするような事態だけは、国として防ぐべきだと思います。
こんなことを繰り返していたら、次の有事に対応が悪くなっても文句言える立場にはならない訳ですから。
全英オープン状況
初日終わりました。
日本からの参加は5人。
48位タイ 金谷選手 ±0
48位タイ 永野選手 ±0
91位タイ 木下選手 +2
127位タイ 星野選手 +4
137位タイ 稲森選手 +5
トップは南アフリカ L・ウーストハイゼンで-6。
2日目even以上でないと予選通過厳しいかも?
日本人選手の二日目巻き返しに期待します。
【お題】
「改善のネタ…日々の出来高、何でバラツクの?」について一言(‘ω’)ノ
企業における改善とは?
利益率が向上する為の施策です。
やり方は色々とあります。
その中で、比較的取り組みやすい改善ネタとして、日々の出来高バラツキについて記載します。
日々の出来高にバラツキがある→Max Min Aveがある。
このAveが上がれば、生産性は向上して利益率も上がるはずです。
まして、納期を遵守する為に残業や休日出勤をしているなら取り組むべき内容。
働き方改革にもつながりますから。
日々の出来高バラツキで着目するのは、単純な数値変化だけではありません。
影響度として想定されるものを軸にして比較することが大切です。
軸って?
変化を見やすくする為の条件を軸とします。
例としては…
・人(作業者、検査員)
・曜日
・ライン
・etc
軸毎に出来高をまとめて見ましょう。
そこに現れるMax Min Aveに着目します。
明かな変化、周期が見えてくれば、そこを深堀します。
ここで重要なのが関係者での協議。
最初から協議して問題提起して貰えば?
そういう考えもあるでしょう。
しかし、何のバックデータもない状態で、「出来高にバラツキがある、改善しよう」と声を掛けても有効な意見が出にくいものです。
残念ながら、実際にやっている当事者全てが、日々の仕事に問題意識を高く持っているとは限りません。
データから言える事のたたき台が揃って、方向性をガイドして進めた方が問題に早く辿り着けます。
例えば人のバラツキに着目するとしまうしょう。
単純に出来高の低い人の問題…これでは解決しません。
出来高の高い人と低い人の行動分析を実施しましょう。
手が早いとかだけではないはず、物の配置とかに違いはないでしょうか?
特に作業標準書に記載していないような行動(個人の工夫)を見逃さないように。
または身体的要件も考えられます、背の高い人、低い人での動きの違いです。
その動きの違いには、物の配置(高低)とか、何か理由があるはず。
やる気の問題で片付けるのもやめましょう。
ペースが掴みにくいのかも知れません。
そういうバラツキを生む環境で、仕事をさせていると考えましょう。
だったら、ペースメーカーとなる表示、ブザーを付けてみようとか、前に進める話し合いを意識しましょう。
差異が出ているなら、何か違いがあるはず。
そして、何か打ち手はあるはずです。
そして、他責で考えず、自責として常に考える癖をつけましょう。
出来高の違いを軸を作って細かく見ていくことで、普段では見えにくい課題が見えてきます。
単純な出来高推移では気付けない。
グロスでまとめて週、月で均してしまうと見えなくなってしまう。
まずは浮き彫りにすることに集中しましょう。
ここが見えてきたら、半分は改善が進んだと言えます。
改善のネタが見えたら、あとは対策を講じるだけですから。
埋没している改善のネタ…掘り出しましょう、軸基準の出来高分析で!
【ご当地探訪】