今の生産手順では、一個何秒で作る工程設計ですか?
改善
2021.07.28
地域活性化の為に魅力ある地方企業づくりのお手伝いをさせて頂く、
ディーズビジネスコンサルティングの佐藤です。(‘◇’)ゞ
【おはようございます】
台風、近づいてます。
雨が時折、強く降ったり。
まだ風は強くはありません。
1951年観測史上初の、いきなり東北に上陸する台風。
事例がないということは、何が起きるか断定できないということ。
岩手では既に避難勧告出しているところも。
未然防止には必要な判断です。
およそ一ヶ月の総雨量が、今日だけで降る見込みだそうです。
今日中に日本海に抜けるようですが、時速が遅いのが気になります。
本当に被害でませんように。
【世相】
山形県新規感染者数は6人。
過去事例との関係は不明、調査はこれからのようです。
インド型変異株の有無、知りたいですね。
東京では一気に2,800人を超えました。
近郊も同様に最悪の数字になっているようです。
今週中に2,000人か?…甘かったですね。
より、最悪のシナリオが動いている様です。
オリンピック云々よりは、単に緊急事態宣言の効力がないことが原因でしょう。
誰も守らない緊急事態宣言…この次、何をするのか?
静観するだけでは3,000人、4,000人と増えるだけです。
ワクチン接種…どう進めるのか、今、国がやることはワクチン接種拡大しかないですから。
女子ソフトボール 金メダル。
前日負けたアメリカとの決勝。
泥臭い戦いで2:0で競り勝ちました…13年ぶりの金メダル。
最初に投げたのは上野選手、締めで投げたのも上野選手…ミスソフトボールのレジェンド。
アメリカも立派に戦いました。
フェンス際のボールをキャッチ。
7回表には完全にホームランのボールをジャンピングキャッチのスーパープレー。
良い試合、ありがとうございます。
でも、次からはまたオリンピック種目ではなくなります。
若い選手たちは、ひょっとしたら最後のオリンピックになるのかも…。
新しい競技が生まれ、既存の競技が無くなっていく…栄枯盛衰。
オリンピックから消えると、次の世代が生まれてこない…競技として大きなマイナスとなるでしょう。
【お題】
「今の生産手順では、一個何秒で作る工程設計ですか?」について一言(‘ω’)ノ
今生産しているもの、一個何秒でできてますか?
それは決め事になっていますか?
ものとは製品、商品です。
工業関連でも飲食でも、ものを作る行為に全て当てはまります。
極論、ラーメン一つにおいても作る時間、一杯何秒で作られているのかが決まっているかということ。
一個、何秒で作るのか基準として、あるかないか。
これで何を改善すべきかが大きく変わります。
勘違いしては行けないのが、作業時間が8hだから、それを生産計画数で割った時間を流用してはNG。
生産工程の手順を積み上げてできる時間が必要なのです。
なぜ?
一日の生産計画数が1,000個→これが一日に必要な数量。
一日の時間が8h=480分=28,800秒。
一個当たりの投下時間は28.8秒。
でも、実際に作られる時間が28.8秒になっていますか?
今ある生産工程の手順は何秒になりますか?
例えば30秒だった場合、960個/8hしかできません。
残り40個は30秒×40個で1,200秒(20分)のオーバータイムが発生してしまいます。
オーバータイムしなくて済む=人件費マイナスにする為には、28.8秒にする為に1.2秒の改善が必要となります。
一方で26秒だった場合、8hでは1,107個出来てしまいます。
107個余計にできる。
もし、作らない場合は2,782秒(46分)早く仕事が終わっていることになります。
つまり、帳尻を合わせて1,000個にする。
8hの仕事の中に、儲けにならない時間が46分潜んでいるということ。
本当に1,000個しか要らないなら、この46分は他の仕事をしなければ会社としては儲からない無駄な時間になります。
まぁ、46分だから…と考えるのは×。
ひと月で25日稼働としたら、1,150分(19.2h=2.4日)遊んでいることになります。
もし、26秒で生産が安定すれば、22.6日稼働で必要数が出来るということ。
これは無駄です。
年休消化もあるし、ポカ休もあるから、その辺は余裕みた方が…。
それはまた別の話しです。
余裕を与えるのではなく、休める環境にする為にも、一個何秒で作るに拘るべき。
必要な数が出来れば良い…確かにそうですが、プロセスが見えない状態で作業者に丸投げでは、儲かる体質にはなりません。
一個何秒で作るの基準が曖昧。
日、週、月で帳尻合えばいい。
こういう状態なら、考え方を変えることで間違いなく、今より儲かる会社になります。
実態が見えない工程は、儲かる為のネタが沢山あるはず。
見えるようになり、改善を実施すれば年休取得にも+になるはずです。
一個何秒…これが生産性改善の基礎
【ご当地探訪】