社員は一生懸命働いています…一生懸命の基準は、何?
経営
2021.10.19
地域活性化の為に魅力ある地方企業づくりのお手伝いをさせて頂く、
ディーズビジネスコンサルティングの佐藤です。(‘◇’)ゞ
【おはようございます】
晴れました…でも寒い。
寒いはずです。
久しぶりに顔出した鳥海山、白くなってますもの。
気圧配置が西高東低、更には-22.5℃の寒気が流れ込んでいるとのこと。
嫌ですね、本当に冬が速足で来そうで。
このまま冬まっしぐら…は、勘弁して欲しい。
急激な冷え込みに、皆さんも体調にご留意を。
【世相】
山形県新規感染者数はゼロ。
新庄も落ち着いた様ですね。
このまま、ゼロ更新…といきたいものです。
第六波の予測は、来年の2月と言われています。
更にインフルエンザも、大流行という話しも。
去年はコロナだけでしたが、両方が感染爆発となると、ややこしい。
症状では区別つかないんでしょうから…。
まずは、来月早々、インフルエンザ予防接種したいと思います。
コリン・パウエル氏84歳で逝去。
オバマ政権で国務長官を務めた方。
それ以外にも様々な功績を収めた方。
黒人初の陸軍四つ星大将。
最年少で統合参謀本部議長。
人種の壁を、実力、実績で、壊してきた方ですね。
私は著書の「リーダーを目指す人の心得」を読ませて頂きました。
共感の持てる内容も多く、読んで良かったです。
この本を進めていたのが、菅元総理…というのが気になりますがね。
内容もシンプルで読みやすいので、おススメです。
享年84歳は、まだお若いですね…ご冥福をお祈りいたします。
【お題】
「社員は一生懸命働いています…一生懸命の基準は、何?」について一言(‘ω’)ノ
「うちの社員は一生懸命働いてくれている」…。
この言葉からは、社員と経営の良好な関係が伺えると思います。
少なくとも、社員の事を考えている経営だと思います。
こんな考えを持っている方からは、出ない筈ですから。
さて、一つ質問です。
一生懸命の基準はなんでしょう?
一生懸命だ…良い言葉ですが、感覚的な話しでは、具体的な成果に結び付くとは限りません。
業績として成果を出すには、一生懸命の基準を設けてあげることが必要です。
それがあるから、正しく人事評価も行えるのですから。
計画通りに進んでいるから一生懸命…。
計画の妥当性はどうでしょうか?
計画が下目に設定されているなら、この表現は使えません。
物差しにするには、誰が見ても、わかるものにしましょう。
例えば、生産能力。
設備の能力で言えば、稼働時間÷タクトタイムですね。
8時間(28,800sec)÷3sec(個)なら、9,600個が生産能力。
社員がどんなに頑張っても、この数字を超えることはできません。
これで計画が95%、生産予定数9,120個。
生産実績が、常に9,120個~9,600個なら、一生懸命働いていると言えるでしょう。
きちんと評価に反映すべきだと思います。
でも、仮に計画が8,000個だったら、どうでしょう?
生産能力の83%、17%は設備が停止していてもOK。
時間にすると4,896sec(1.36時間)ですね。
この計画を日々クリアすること…これを一生懸命働いていると評価すべきでしょうか?
特にものづくりでは、この様な見方が必要です。
設備生産能力を100%活かすことができれば、より利益につながる訳ですから。
それ以外のクリエイティブな仕事=明確な能力が出せない場合の考え方は、別のブログで。
一生懸命に明確な基準を設けることが、利益創出、正しい人事評価へ、つながるものです。
誰もが納得する指標。
そして、それを達成することで、正しい評価が受けれるという意識の定着。
指標を与える方も、受ける方も納得できる基準。
今の環境、条件で成果を出してくれている、だから一生懸命働いていると評価する。
正しく評価されるから、成果を出そうと考える。
この関係性が重要です。
今以上を求めるなら、環境、条件を変える=改善するしかありません。
一生懸命…第三者が見ても納得できる基準を。
【ご当地探訪】