バラツキ…ものづくりで深堀すべきは、バラツキですね
品質改善
2021.11.03
地域活性化の為に魅力ある地方企業づくりのお手伝いをさせて頂く、
ディーズビジネスコンサルティングの佐藤です。(‘◇’)ゞ
今日は祝日。
ちょっと、天気は不安定でしたが、ゴルフに行ってきました。
最近、練習もしていないので絶不調。
打つ球のバラツキが多すぎて。
ゴルフボールの損失も、馬鹿になりません。
工程能力Cpk<1.33の状態。
ものづくりなら、全数検査どころかダブル検査しないといけないレベル。
不良が出て当たり前、クレームになって当たり前の状態ですね。
皆さんのところでも、バラツキを少なくする為の、品質活動されてますよね?
その中で、どこか肯定しているバラツキの原因って、ありませんか?
判っているけど、しょうがないという感じで?
例えば、材料。
購入する材料の規格自体に、バラツキがあるから…。
バラツキを少なくすると、購入費用高くなるから…。
ロット単位で購入している材料のバラツキで、不良率がバラツクのは判っている。
でも、諦めている…変えられない事として。
これでは、先に進めません。
本当に、材料のバラツキが無くなれば、不良が無くなるなら、分別、選別して使うべき。
選別は、誰がやるんだ、費用はどうするんだ!
人手も、費用も最小限にする為の、改善が必要です。
例えば、基板の厚さがバラツク。
これによって、不良が出る。
ノギスで測って、厚さを人が分別する。
これでは、人もお金も、時間も掛かってしょうがない。
だったら、自動選別機を、安く作りましょう。
厚さを測って、分別するだけの装置なら、ざっと50~100万円以内で、出来るはずです。
画像方式でも、レーザー方式でも、メカ式でもやれそうです。
不良が一枚出たら、1200円の損失だとしましょう。
不良833枚減らす事ができれば、100万円投資しても回収できます。
不良が出なくなれば、検査も必ず楽になります。
その分、出来高も増えるし、クレームのリスクも下がる。
結果、初期投資としてお金を掛けても、メリットは出るはず。
この様な事例、ありませんか?
バラツキがダメなのは、理解している。
でも、諦めていたら、儲けを自ら減らしているのと、同じことです。
選別、分別できたら…そう考えたら、次に考えるべきは、安く自動化する改善。
バラツキを深堀して、原因と認識したら、シンプルに無くす行動に移しましょう。
諦めず、発想の転換を!
あれも、これもと機能を増やせば、自動化は高くなるもの。
ポイントを絞って、出来ることを絞れば、必ず安くできます。
こんな分別、選別を、安くできないかな?
ご相談下さい。
一緒に考えさせて頂きますので。