人為ミスで片付けてしまうと…改善ネタを見逃すかもしれません
品質改善
2022.06.02
地域活性化の為に魅力ある地方企業づくりのお手伝いをさせて頂く、
ディーズビジネスコンサルティングの佐藤です。(‘◇’)ゞ
「今回のクレームは、作業飛びの人為ミス…しっかりと再教育して参ります。」
この様なクレーム報告書を、見たことありませんか?
そして、また同じようなクレームが、再発していませんか?
発生した原因は、確かに人為ミスでしょう。
他にも、検査での見逃しとか、人為ミスによる不具合は、なかなか無くならないもの。
やっているのは人ですから。
再教育、再指導…検査項目追加、ダブル検査、トリプル検査とか、人為ミスへの対応が、主になりがちだからです。
これでは、類似案件の再発防止は、難しいでしょう。
人為ミスの先を見ましょう。
なぜ、人為ミスが起きたのか?
人がミスをしても、気付かない状況にあることが、見えてこないと、解決には至らない。
「なぜなぜ分析」を活用しましょう。
なぜなぜ分析では、恐らく人為ミスの部分は、5段階のなぜの2or3番目ですよね。
例えば…
1.A部品欠品が出荷された
2.手順書では記載されていたが、A部品を使用せず、作業を飛ばした(人為ミス)
3.教育訓練を受けた作業者だったが、注意意識が薄れていた(人為ミス)
ここで止まると、再教育とかダブルチェックとかの対策になりますよね。
類似案件も含めた、再発防止に欲しいのは、その先だと思いませんか?
4.
5.
皆さんなら、どんななぜを記載しますか?
1つの問題に対して、5回なぜを繰り返す。
そこにつながるのは、会社の体制体質の課題になるはずです。
4番と5番には、改善ネタになる部分が潜んでいます。
事象への打ち手を永遠に追加していくと、利益減っていきますよね。
自社にある過去の課題、振り返ってみましょう、「なぜなぜ分析」で。
こんな課題を解決したい…、ぜひ、ご相談下さい。
儲かる仕組みづくりの、お手伝いをさせて頂きます。
See you tomorrow ♬
ディーズビジネスコンサルティング 佐藤
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