自社の強味…それって、内容によっては弱味になるかも?
経営
2022.07.20
地域活性化の為に魅力ある地方企業づくりのお手伝いをさせて頂く、
ディーズビジネスコンサルティングの佐藤です。(‘◇’)ゞ
「〇〇が当社の強味なんです」
お客さんに自社をアピールする時に、伝える強味=ストロングポイント。
その強味…内容や視点を変えてみると、弱味になるかもしれません。
強味を、別の角度、視点から分析してみましょう。
ひょっとすると、そこに前進させるヒントがあるかもしれません。
「当社の強味は、社員の定着率が高く、作業者、検査員ともにベテランが多く、安定した品質を確保できる点です。」
確かに、定着率が低いと、習熟度が低そうで不安に感じます。
しかし…
別の角度から見てみると、このようにも見えませんか?
「工程設計上、人への依存度が高いのかな?」
「欠勤、休暇等での変動は大丈夫?」
「世代交代は大丈夫かな、育成はどうなっているんだろ…同じレベルをずっとキープできるのかな?」
強味として提示されたこと、角度を変えてみると、弱味に見えませんか?
人への依存度が高く、自動化が遅れている。
この会社は、現状を肯定して、今後も自動化は進めないのでは?
良いと思うことには、変化させたくないのが心情。
そうすると、将来的な不安は否めない。
折角アピールしたことが、マイナスになるかもしれません。
物事は、一方向から見るだけでなく、多方向から見ることが必要だということ。
強味としか見えていないと、そこに手を打つことはないでしょう。
いずれ、その強味が、足かせになるかもしれません。
真逆の見解…それこそが、将来に向けて取り組むべき案件と言えます。
自社の強味…真逆から見ると、どうなりますか?
こんな課題を解決したい…、ぜひ、ご相談下さい。
儲かる仕組みづくりの、お手伝いをさせて頂きます。
See you tomorrow ♬
ディーズビジネスコンサルティング 佐藤
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