慢性不良…本当の原因にフィルターかけてませんか?
品質
2022.08.24
地域活性化の為に魅力ある地方企業づくりのお手伝いをさせて頂く、
ディーズビジネスコンサルティングの佐藤です。(‘◇’)ゞ
「この慢性不良の原因は、何ですか?」
品質改善をしたい…こうお考えのお客様に、聞いている質問です。
「それは、〇〇が〇〇で…斯く斯く云々…」
大概、クレームの報告の様に説明をして頂けます。
でも、その原因が確かで、対策が講じられていたら、慢性不良にはならないですよね?
なぜ、それを原因と考えるか?を、一度整理してみませんか?
整理した先に、本当にやるべき対策が、見えてきます。
なぜ、「その原因に辿り着くのか?」
本当の原因に、薄っすら気付いているが、解決できないと思っている。
そして、いつしか、本当の原因に辿り着かない様に、フィルターをかけて、無理やり原因を作り上げている。
これを繰り返していると、そのうち、フィルターを通して作り上げた原因が、真実だと思い込む。
効果が出ない、効果の薄い対策を繰り返し、「なぜ、良くならないのだろう?」と、悩む。
そして、また違う原因を探す。
これ、負のサイクルです。
個人だけでなく、会社、組織の全てが、作られた原因へ対策を講じる体質になっていくのです。
思い当たる節、ありませんか?
これは、どこでも起きることです。
4Mの何かを、どこかで諦めている。
例えば、材料のバラツキだったり、設備の精度だったり。
本当の原因に辿り着く手前で、「対策が取れそうな内容に合わせて、原因を作り上げる」のが、定常化する。
クレーム対応で、相手先があり、時間が限られている仕事をしていると、致し方ないところもあります。
しかし、慢性不良を同じスタンスで取り組んでも、無意味です。
品質改善活動の落とし穴だと思います。
「じゃあ、今までのことは一切無視して、本当の原因を整理してみましょう」
私はコンサルティングで、この様に話します。
今までのしがらみや、経緯をご破算にする。
その上で、1から原因(4M)を整理していく。
使うツールは同じ品質改善手法。
特性要因図だったり、なぜなぜ分析…目新しいものではありません。
作り上げるプロセスを変えるだけ。
皆さんの頭に自然にできている、フィルターを外すだけ。
対策が打てる、打てないは二の次…「こうだったら…かもしれない」を書き出す。
慢性不良を低減したいなら、基礎からシンプルに…フィルターを外す対話で、話しを進めています。
必ず、活動してきた皆さんの頭に、答えやヒントはあるはずですから…。
こんな課題を解決したい…、ぜひ、ご相談下さい。
儲かる仕組みづくりの、お手伝いをさせて頂きます。
See you tomorrow ♬
ディーズビジネスコンサルティング 佐藤
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