人の動きに生産性改善のヒント有り…どうやったら楽に
改善
2022.11.15
地域活性化の為に魅力ある地方企業づくりのお手伝いをさせて頂く、
ディーズビジネスコンサルティングの佐藤です。(‘◇’)ゞ
「中々、生産性が上がらないなぁ…」
「一日8時間、480分で850p作りたい…」
「あと50p/日できたら、30分残業無くせるのに…」
「あと50p/日上げなさい…頑張れ!」って、これは改善で無いですよね。
100p/一時間を107p/一時間でできる様にする為に、何かを変える…それが改善です。
その為に、まずは人の動きに着目してみましょう。
その前に、整理しましょう。
一時間に100pできる→36秒で1個できる。
一時間に107p作りたい→33秒で1個出来れば良い。
時間にして1個当たり3秒の改善が必要。
36秒/1p、33秒/1pが、サイクルタイムとなります。
これを前提にして、実際の作業している動作を見てみる。
3秒削るには、動きをどう変えれば良いのか?
具体的に削る時間が見えていると、「ん?…この動きって3秒くらい余計に掛かってないか?」というものが見えてきます。
例えば…
・左手で基板を取り、台に位置を合わせて置く(7秒/回)
・左手でネジを取る(1秒/回)
・右手で電動ドライバーを取る(1秒/回)
・左手で電動ドライバーの先端にネジをセットする(3秒/回)
・左手で基板を押さえる(1秒/回)
・右手で指定の位置にネジを取り付ける(3秒/回)
・同様にネジを2p繰り返し、取り付ける(繰り返しで16秒/回)
・右手で電動ドライバーを置く(1秒/回)
・左手で台から基板を取る(4秒/回)
・左手から右に基板を持ち替えて、搬送ラックに入れる(8秒/回)
トータル36秒/1pの作業。
この様な作業としましょう。
この動作から、何をすれば3秒削れるでしょうか?
ちょっと考えてみましょう。
生産数を倍にしたいとか、30%上げたい…こういう場合は、根本的な作り方を考えないと行けないでしょう。
でも、10%程度の改善指標なら、人の動きを改善することで、乗り切れるでしょう。
サイクルタイムを捉えて、改善すべき時間を知ってから、実際の作業を見る。
これを習慣付けると、意外なほど改善が簡単に感じられるもの。
見方を変えると、見えないものが見えてくるはずです。
こんな課題を解決したい…、ぜひ、ご相談下さい。
儲かる仕組みづくりの、お手伝いをさせて頂きます。
See you tomorrow ♬
ディーズビジネスコンサルティング 佐藤
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