品質を良くする為に検査/選別を追加…負担ですよね
品質
2023.01.27
地域活性化の為に魅力ある地方企業づくりのお手伝いをさせて頂く、
ディーズビジネスコンサルティングの佐藤です。(‘◇’)ゞ
クレーム…検査をダブルにして流出防止を図ります。
流出対策としてダブル検査に変更する。
ありがちなクレーム報告です。
でも、確実に利益を減らす内容ですよね。
暫定対策としては、致し方ないでしょう。
お客様に連続でご迷惑を掛けられないので。
しかし、あくまでも暫定対策…恒久対策に向けた行動があって、初めて前向きな行動になります。
暫定対策である以上、恒久対策にするには二つの考え方があります。
一つは、発生源対策を講じる。
もう一つは、ダブル検査にしなくてもいい検出率に変える。
どちらを選択するか?
または、両方実施するか?
発生源対策を取る場合には、当然発生源が明確になっていなければならない。
検出率を上げる場合は、なぜ流出するのかが、明確になっていなければならない。
いずれも、当たり前の事。
でも、この当たり前のことが見過ごされて、検査…というより、選別を追加していないか?
そもそも、検査は「良品であることを確認する」行為。
一方で選別は「良品と不良品を選り分ける」行為。
大概ダブル検査…と銘打たれるものは、実質選別行為です。
一番良いのは発生源対策。
でも、中々解決が難しいケースが多い。
その場合は、検出率を上げる活動が優先されるべきでしょう。
ここでの間違いのもと…検査員個人の能力で片付けてしまうこと。
ここで終えてしまうと、ダブル検査…に頼ってしまいます。
考え方を変えて、能力に頼らなければいけない検査・選別方法…とすれば、やるべきことは変わるはずです。
考えられる物を全て書き出してみましょう。
・物のバラツキ~良品の幅
・検査ツールの精度
・検査手順の個人差
・検査員の身体的個人差
・検査環境
・検査数と検査時間のバラツキ
・…etc
大枠の項目を上げて、実際に検査している人達と協議しましょう。
ダブル検査は暫定対策…恒久対策に着手しない暫定対策は、リスクでしかない。
間違いなく負担となり、最終的には利益を損なう。
それがわかっていて放置していませんか?
問題解決に対するアプローチを変えないと、負の連鎖が続きます。
年間、どれだけのダブル検査が増えていますか?
暫定対策がどれだけの期間継続されていますか?
こんな課題を解決したい…、ぜひ、ご相談下さい。
儲かる仕組みづくりの、お手伝いをさせて頂きます。
See you tomorrow ♬
ディーズビジネスコンサルティング 佐藤
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