熟練者の技…頼り過ぎは問題に!
改善経営
2023.04.07
地域活性化の為に魅力ある地方企業づくりのお手伝いをさせて頂く、
ディーズビジネスコンサルティングの佐藤です。(‘◇’)ゞ
「やっぱり、○○さんは生産数も品質も安定した熟練者だ」
「それに比べて、他の人達は中々育たないな..」
育たない…その考え、熟練者の技に頼り過ぎていないでしょうか?
会社として生産性、品質を向上させる為には、やるべきことは他にあると思いませんか?
熟練者が熟練者として作業できる理由を分析し、誰でも容易に同じ作業ができる。
これを仕掛ける必要があると思いませんか?
例えば…
AとBの材料を重ね合わせて、ねじ止めする。
こんな作業があるとしましょう。
熟練者は、一発で重ね合わせをし、ずれも少ない。
他の人は、位置合わせに四苦八苦。
生産性も品質も差が出て当然ですよね。
ここで考えることは…?
「熟練者のやり方を見て、学んで早くレベルアップしなさい!」
ということでは無いですよね。
誰でも簡単に、AとBの材料の重ね合わせが、一発でできる方法。
これを決めるのが、やるべき仕事でしょう。
その為に、熟練者とその他の人の作業動作を、彼我分析しましょう。
必ず、動作に違いがあるはずです。
「同じ作業標準書で仕事しているから、同じはずだけど…」
その作業手順書に、細かな動作が一つ一つ記載されていますか?
・AとBをズレない様に合わせる
・位置合わせが終わったら、ネジで固定する
こんな感じで書いてないでしょうか?
必要なのは、書いていない細かな動作。
熟練者がやっていて、他の人がやっていない動作。
そこに気付けば、改善策が見えてくるはずです。
「熟練者が居てくれて助かる」で立ち止まるのは、非常にリスキーな対応です。
もし、長期で休んだら?
または、理由があって退職したら?
その影響が、業績に出る様では…。
機械化だ…と言う前に、まずは熟練者の技を知りましょう。
熟練者が熟練者である理由を…。
こんな課題を解決したい…、ぜひ、ご相談下さい。
儲かる仕組みづくりの、お手伝いをさせて頂きます。
See you tomorrow ♬
ディーズビジネスコンサルティング 佐藤
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