不良の原因…ゴミ異物の特定してますか?

 

 

地域活性化の為に魅力ある地方企業づくりのお手伝いをさせて頂く、

ディーズビジネスコンサルティングの佐藤です。(‘◇’)ゞ

 

 

「今回の不具合品は、何らかのゴミ、異物が付着したことが原因です」

 

 

この様なクレーム報告書、よく見ませんか?

そして対策は…「清掃頻度を見直します」的な。

これで解決=再発防止できますか?

 

 

全てのゴミ異物をゼロに…というのは、かなりハードル高いです。

しかし、実際に発生した不具合品について、まずは「どんなゴミ異物なのか?」は、特定すべきでしょう。

 

 

ゴミ異物が何なのかがわからないのに、一生懸命清掃しても無意味

再発したら、更に清掃回数を増やす?

そのうち、一個作るごとに清掃…。

生産性も何も、あったものではありませんよね。

  

 

ゴミ異物の形状、色等だけでも、だいぶ絞り込めると思います。

実態顕微鏡で確認できるレベルでしょう。

更に絞り込むには、特定の機器を使用すれば分析可能です。

例えば、蛍光エックス線分析装置やガスクロマトロフィ分析装置、EDS分析機能付き電子顕微鏡…etc。

「そんな機器保有していないよ」

非常に高価なので、無い場合も多いでしょう。

でも、県の工業試験場で、県が保有している機器はあると思います。

これを利用すれば、購入~保有する必要はありません。

 

 

ゴミ異物の対象物が何かが特定できれば、それがどこから工程内に入り込むかのステップへ。

持ち込まない為には、何をすれば良いのかのステップへ。

それらを実施してもなお、まだ色々なゴミ異物があるなら、工場環境を変えるか、作り方を変えるか?

  

 

「どうせゴミ異物なんかなくならないから…」ではなく、まず特定できたゴミ異物を無くす行動をしてみましょう。

ひょっとしたら、材料に最初から付着していたのかも知れませんよね。

それなら、やるべきことは清掃頻度ではないはず。

品質管理部署は、直接利益を生まない部署ですが、会社の利益を減らさないことで貢献できる部署。

不良の対策次第で、得られる筈の利益を変えることができるはず。

 

 

こんな課題を解決したい…、ぜひ、ご相談下さい。

儲かる仕組みづくりの、お手伝いをさせて頂きます。

 

See you tomorrow ♬

 

        

ディーズビジネスコンサルティング 佐藤

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